日付が変わり、3月11日。
大地震から5年が経ちました。
尊敬する 池上彰先生が TVで言っていた。
震災から5年ではない 震災はまだ続いている。だから あの日から5年なのだ と。
私の母は、今だ立ち入り禁止区域の 福島県浪江町の出身。
当然 故郷には戻れず 年に一度 お墓参りに行く。
3年前 旅立った祖母と 先祖の供養のため。
祖母は 生まれも育ちも 浪江町。
先代から受け継いだ土地を守る為 必死に田畑を耕してきた。
その祖母が 遠い 静岡県掛川市から 旅立っていった。
愛する浪江町で お葬式もしてあげられなかった。
誰が 悪いわけでは無く
自然を前に 人は無力である。
ただ 被害を最小限に抑えることは できたのではないか?
多くの命
多くの悲しみ
苦しみを 無駄にしてはいけない。
学んだ全てを 後世に伝えていく事が
今 生きている私たちの義務だと思う。
浪江町 自宅の玄関
主を失った敷地は 竹藪になっていた。
本来 砂利を敷き詰めた 綺麗な庭であったのに。
※昨年 墓参りに行った兄の写真を頂きました。
まだ 放射線量が多い為、女性はいかない方がいいとの
両親の判断で 私はいけませんでした。